犬にトイレを覚えてもらう方法

2022-03-18しつけ,トイレ,ペット,,

突然だがうちの犬は14歳でトイレをマスターした。

犬で14歳といえばかなり高齢。それでも覚える事ができた。

諦めるな

人間だって年を食っても学習能力を失わないし

若いうちの方が覚えやすいというのはあるかもしれないが

犬に限ってはそうとも言い切れないのではないかと思う。

若い時はやんちゃがすぎて言う事聞かないし

ここに自分が実践したトイレのしつけ方法を記す。

前提条件として

「うちの犬は屋内でトイレをしなくなっていた」

という事を伝えておこう。

まずは道具を紹介。

下の写真のものが全てである。

・ペットシーツ(最重要)

・ペットシーツトレー(最重要)

・ちゃんとしつけ剤(うーん、一応?)

 ※トイレをしてほしくない場所に噴霧するスプレー

・トイレの学習(これも一応…)

 ※トイレをして欲しい場所に噴霧するスプレー

最初はペットシーツを散歩時に携帯し

いつもおしっこをする場所に先行してシーツを置いてみて

シーツにおしっこをやらせる事を刷り込んだ。

うまくペットシーツにおしっこができた時には

ご褒美の餌を上げる事もやってみたが

うちの犬は食が細く、散歩中は何も食べなかった。

しかしとにかく根気良く続けた。

うまくやった時にはもうじゃんじゃん褒めよう。

逆にうまくいかなくても絶対に騒ぎ立てない事。

混乱させるだけである。

せっかく褒めて伸ばした部分が台無しになってしまう。

これは自宅でも同じ。

粗相をしても絶対に騒ぎ立てない事。淡々と片づける。

自宅でもトイレをしても良いという雰囲気を作らなければならないんだ。

根気と執念がいる作業だ。

諦めるな。

ペットシーツにトイレをする事を覚えるまでに数週間。

ひょっとしたらもっとかかっていたかもしれない。

とにかく散歩時にシーツを持って行き気長にやった。

これは補足だが、うちの犬は自宅で

ペットシーツを引いておくとその上で寝てしまう。

寝床だと思っているようだ。

多くのペットショップ育ちの犬はそうなのではないだろうか。

ガラスのショーケースみたらわかるけど下にペットシーツ敷きっぱなしだし。

でも結論から言うとこれは別に問題ではなかった。

やつらは寝床でおしっこをしてきたのだ。

いつか思い出すはず…

野生の勘みたいなやつを…知らんけど…

ペットシーツにトイレを覚えたら、

徐々に自宅近くにペットシーツを置くようにして誘導していく。

最終的には自宅内でペットシーツをひいてやらせる作戦だが

これがなかなかうまくいかなかった。

実はこの時点でかなり満足してしまっていた部分もある

外にでてシーツを引けばそこにトイレをしてくれるようになっていたのである。

悪天候時やお出かけの際はだいぶ助かっていた。考え方次第である。

しかしこれではまだ足りない。

先に進もう。

ペットシーツを敷いてトイレをやらせる日々が続いたが悩みがあった。

強風である。

最近の日本、風が強い日多くない?

ペットシーツが飛んで行ってしまうんだ。

これはしつけどころではない。

足で抑えたりといろいろ試したが、まぁ難しい。

ペットシーツに文鎮でも置くか?と検索してみると

みつけたのがペットシーツトレーというやつ

シリコンでできたふにゃふにゃなシーツ用トレーである。

ペットシーツを挟んで固定する事ができる。

こいつの利点は持ち運びが容易であるという事だ。

やわらかい素材なので丸めてカバンに入れる事もできる。

このトレーは当初、強風対策だったのだが

思いついてしまう。

散歩時にこれを使ってシーツにトイレさせてるわけだから

自宅にもそのままの形で置いておいたら

犬にもトイレであると理解しやすいのではないか?と思った。

なので件のトレーにシーツをつけて

普段から自宅に置いておくことにした。

もちろんトイレをしてほしい場所にだ。

散歩時にはそれをそのまま持って行く→トイレをさせる。

これを繰り返す。

それからはもう早かった。

気が付いたらうちの犬は、自宅でも

シーツがある場所でトイレをするようになっていたのである!

なかなか安定しなかったけど!

ちょっとづつ覚えてくれました。

実はもう一つ、自宅でのトイレを決定づけるものがあった。

それは弁不全の薬である。利尿作用があった。

うちの犬は昨年の夏、弁不全で生死をさまよった。

おしっこを我慢させてはならぬという医師の判断で

利尿作用のある薬を処方された。

この薬でトイレの我慢が効かなくなった事も

自宅でトイレをする事の抵抗を薄めてくれたような気がする。

結果だけみれば1年くらいでトイレのしつけは完了した。

なんとかなるものである。

一朝一夕でどうにかなるものではないが

1年~2年と時間をかけるつもりでやれば

不可能ではない、そう思えてくるだろうと思う。

諸君の健闘を祈る!!

ここからはただの犬バカである。

うちの犬は母が連れていた犬である。

母と同居する事になってから犬の面倒を自分がみるようになったのだが

当初、母親的にはうちの犬はバカ犬扱いであった。

しかしわたしは知っていた、こいつは実は賢いと。

だからしつけてみようと思った。

うちの母親と口論してると間に入ってきてみたり

優しさも兼ね備えているスーパー犬だ(すごい

食が細いのも母親が餌やりすぎで、全部食ってたら体壊すからだろぉ!

さすがうちの犬やで…。

犬のトイレをしつけられないのは犬にも飼い主にも不幸な事。

この記事でどこか遠くの犬(と飼い主)が救われる事を願っている。

終わり。

日記

Posted by きかんほうさん