ST250E(’07),メンテナンス

ST250Eのウィンカーを交換するぞ。

ぶっちゃけテールランプのついで、バイクをバラしたついで…

ついでついでで寄り道しすぎで作業が進まない!

 

今回用意したウィンカーはこちら

Szmsmy 汎用 バイク ブレット ウインカー バードゲージ アメリカン 12V 2個 セット 黒

この間のテールランプと同じく

amazonに出品されている海外製激安商品

 

今みたら値上がりしてますし…

似た様なものを出品している者がたくさんいるので

探せば安いのあると思う。

 

 

レビューも酷いものだし通常なら私も買わないだろう

しかしこの頃チャレンジ精神旺盛であったワタクシは

修正してやる!

 

というつもりで購入してしまう。見た目は良いんだよね…。

 

このウィンカーは2個セットなので

フロントとリアに揃えるのならば2セット購入する必要がある。

(※しかしamazonで4個set1500円くらいの似た商品も見かけた記憶…)

 

で、購入後すぐに当該ウィンカーを分解すると

配線はこうなっておりました。

無駄にW球(ダブル)ソケットなので配線3本。

バネにくくりつけてある黒がマイナスで、赤と黄色はプラス側だけど

ST250Eの純正ウィンカーはS球(シングル)。

なのでウィンカー向けの配線はプラスマイナス各一本ずつしか来ておりません

 

が、片側使わなければ良いだけなので気にしない!!

 

つかウィンカーなのになんでWなんですかね…

球切れしたら配線入れ替えれば使えるから?まさかね!!!

全然わからん

 

そして写真の赤い丸のところをご覧いただこう、なんてこった。

くくりつけてあるだけ

 

まぁこのくらいは想定の範囲内、自分で半田付けした。

 

それと、このウィンカーについていたバルブが

最初から傷だらけで錆びていたので交換する。

(※変な海外製バルブはすぐ溶けるので交換したほうが良いと思う)

調べたところ、12V10/5W口金BA15Dというダブル球が使われていた。

 

STの純正ウィンカーバルブは12V15W口金BA15Sというシングル球。

見た目は似てるけどダブルとシングルのバルブは

底の形状が違うから合わない。

 

そこで私がこのテールランプ用に買ってきた汎用バルブ↓

12V18/5W、口金BA15D(1つ378円だった)。

 

18Wにしたのはその方がバルブが切れにくいかもしれないし

点滅が少しゆったり目になると聞(ry

(ぶっちゃけ行った店にそれしかなかった)

 

用意した汎用バルブと

購入したウィンカーについていたバルブは

同型の筈だが決定的な違いがある、赤い丸をつけてみよう。

 

ついてたバルブ↓

買ってきた汎用バルブ↓

 

ウィンカーのソケットに固定する為のボッチ?の位置が違うのである。

これ、同じバルブ探すの大変なので諦めましょう。

ねえよ!

 

そこで、買ってきた汎用バルブのボッチの上側

赤丸の部分をニッパーで切断、

ヤスリで面取りする事で普通に使えました。

amazonのレビュアーにはこのボッチを削って

半田で山を作ってる猛者もおるようで…私はそこまでやらんかったです

 

もともとソケットがきつめで、片側だけでも外れそうもないですし。

 

 

あとは、ウィンカーの水が入りそうなところを接着剤で埋めて

塗装もクリアー錆止め塗って準備完了。

 

 

で…ではようやく、ようやく作業に入りましょう。

(この時点ですでに後悔しているわたくし)

 

まずリア側から交換しますが、ワタクシのST250はすでに

リアウィンカーをナンバープレート横に移設しておりますので

そのつもりで閲覧ください

つかこの通りにやれば普通に移設できるかも?

 

このウィンカーはボルト径が10mmなのでそれにあう汎用金具を用意。

エーモンの取付金具に丁度良いL字金具がありました。

G243取付金具(黒)※サイズは65X35X25Xt3 穴径10mm

これがビックリするほどぴったり。

amazon商品ページ

amazonで買ったときはひとつ628円だったけど、

正直ホームセンターの方が安そう。こいつを二つ用意。

 

で、純正リアステーにくっつけます。

たまたま外していたのでこんな常態になっていますが

ステー外さなくても作業自体はできますたぶん

養生テープで仮止めの状態。

前回、テールランプ交換時に

ナンバープレートの位置を上にずらす為に使った金具、

そいつにそのままくくりつけております。

その時の記事はこちら↓

ST250Eのテールランプを交換する

 

下側のナットにナンバープレートが干渉しないように

ワッシャー挟んで調整するのと

 

ウィンカーとステーの間に

ホムセンで適当に買ってきた防振ゴムを挟んでおります。

 

で、バイクに取り付けるとこうなる

↓リアウィンカー変更前

 

↓リアウィンカー変更後

ここまで取り付けたらあとは配線をリアフェンダーの裏に回して

元々のウィンカーの配線に接続するだけ。

 

配線は、マイナス以外は

どちらをプラス側に接続してもかまいません

必ず、どちらか空いてしまう方をビニールテープ等で

絶縁しましょう。

 

購入したウィンカー付属のバルブを使った場合、

5W側を配線すれば点滅が早くなります。10W側なら普通。

私が買った18/5Wバルブの18W側に接続すれば

少しゆったり目の点滅になります。

 

 

ではフロント側に参りましょう。

 

下はフロントウィンカーとヘッドライトのステーの画像です。

すでに純正ウィンカーは外した状態の画像。

矢印の穴を拡張して10mm以上にしないと用意したウィンカー入りません。

そこでテーパーリーマーを使う。

ホムセンで安いのなら500円くらいで売ってると思う。

サイズがあるので少なくとも10mm以上の穴が開けられるやつを用意。

写真のは3mm~12mm用。

このサイズのやつ一本持っていると本当に便利。

ある事情によって購入し

用が済んだら使うこともないだろと思っていたが

これのおかげで何度助けられたかわかりません

 

DIY好きなら買っときなさい!

 

で、穴を拡張したらワッシャーと防振ゴムを挟んで

配線をヘッドライトに引き込みます。

 

つなぐのはリアと同じ!と言いたいが

ヘッドライド内に収まっているウィンカー配線の末端は

特殊な形状のコネクタであった。

これ売ってないこともないけどあまり一般的ではないので

容赦なく切断してギボシ端子に変更!!!

 

ひょっとしたらリアも最初はこれだったのかもしれないな~なんて。

ウィンカー移設したときにギボシ端子に変えたのかも?

昔すぎて覚えてねえぜ。

 

ギボシ端子はエーモンのターミナルセット

もしくはギボシ端子向けの専用工具使って圧着しましょう。

昔ペンチでやってて平気だと思っていたけど

ちゃんとつけたつもりでも、冬場になると接触不良を起こすので。

 

なんで冬場だけなんだろうかな~

金属の膨張とか収縮とか関係あるのかな?

 

 

今回かかった費用…

・ウィンカー4つで2198円(2個セット1099円x2)

・汎用L字金具2個で1256円(1個628円)

・バルブ4つで1512円(1個378円)

・あと適当な防振ゴム(4つで400円くらい?)

合計5366円。あれ…全然安くない…

 

半田付けの手間と水漏れ防止の接着剤と

防錆スプレーとつや消しスプレーの費用も加えると7000円くらい?

工具類揃えたらもっとだよ

ええ…普通に有名メーカーのウィンカー買えたんじゃ…

 

今回値段と手間的には失敗したと思っております。

でも赤いST250Eに黒いパーツは映えます。

それでいいです。

 

 

 

終わり。

ST250E(’07),メンテナンス

いろいろと作業中の我がバイク、ST250E

リアタイヤをはずした今が一番、リアの電装系をいじり易いという事で

テールランプも変える事に。

交換するテールランプはamazonで激安のこれ

汎用 ビレット テールランプ ライト 【ADVANTAGE】

なんと990円!(2018/2/26現在)

レビューも散々で、本来なら絶対手を出さない一品。

でもこの値段なら追加工覚悟で試す価値はあると思った。

思ってしまった。

 

ようは分解して半田付けチェックして防水処理して電球替えて

あとはなんとかなるだろ!という勢い。

 

そしていろいろ試行錯誤した結果

以下の汎用金具でつける事が可能と判明した。

ホームセンタで1個136円の金具。

横穴であったり穴の径が違うものもあるのでご注意されたし。

 

小さい方の穴は、テールランプにつなぐボルトを通す穴だけど

M4のネジを通すので穴径4mm以上くらい。

大きい横穴は、ST250Eの純正ステーと、この金具をつなげるボルトを通すのだけど

私はM6の皿ネジ使ったので穴径6mm以上くらい。

 

この金具はホームセンターで探せば丁度良いのあるはず…!

もし穴径が小さいのしかなかったならテーパーリーマーっていう

穴を拡張する道具を使ってもいい。

【参考】テーパーリーマー

 

さっきの金具を純正ステーとテールランプにうまくつけるわけだ。

 

 

ここで問題発生。

 

赤い丸でかこったパーツ、樹脂系の素材でふにゃふにゃ。

こいつに直接、さっきの金具をつけると変形してしまうのだ。

少しくらい良いかと思ったけど防水も甘くなりそうなので

何か当てられる金具が無いかと探した。

 

でかいワッシャー買ってきてボルトの通る穴を開けるとか

いろいろと考えたけど。

 

テールランプとセットでついてきた使う予定の無いステー。

こいつを加工する事にした。

といっても金ノコ(100均のやつ)で切るだけだけど。

ギコギコ…

切れた…やるじゃん100均の金ノコ!

正直切れると思って無かったのに15分くらいで切れてしまった。

切った部分にさび止め塗って加工終了。

 

切った丸い部分をテールランプと例の金具との間に挟んでボルトで固定。

こんな感じ。

これで純正ステーにコイツをつける準備ができたぞ!

 

なお電球も交換した。

テールランプについていた電球はダブル球の12V10/5W。

使えないことはなかったがブレーキランプ10Wでは暗いし。

何しろよくわからん海外メーカが作ったバルブは本当にすぐ切れるので交換交換。

(※経験談)

 

ST250Eの純正テールランプバルブは12V21/5W。

しかし純正バルブはサイズが大きくてこのテールランプに収まらない。

なので同じ規格で小さい奴を近所のパーツ屋で買ってきた。

1つ400円だったけど一応参考までに。

【参考】シージーシー(C.G.C) バルブ 12V21/5W

 

あともう1つ買ってきた金具がある。

これ。

ホムセンで1つ180円だったかな。

 

ST250Eのテールランプはかなり大きい。

これを純正ステーのまま、小さな社外テールランプに変えると

ナンバープレートとテールランプの間に隙間ができてかっこ悪いのである。

そこで、この金具を使ってナンバープレートを少し上にずらす。

施工中…

 

というかこんなの説明せんでもわかると思うので割愛しよう。

そうしよう。

 

ワタシのバイクは今バラバラだからステーも室内に持ってきてるけど

本体についたままでも今回の作業できると思います!

 

で、仕上がったのがこちら!

まぁよく見ればちょっと無理やり感あるけども

遠目には全然わからないからOKっす。

 

裏側はこんな感じ

 

今回かかった費用

テールランプ本体:990円

テールランプ用金具:272円(136円x2枚)

ナンバープレート用金具:360円(180円x2個)

100均の金ノコ:108円

テールランプバルブ12v21/5w:400円

 

合計だいたい2100円!!!(ざっくり

 

…これ本当にどんぶり勘定で、

実際にはM4とM6の皿ネジやワッシャー買ってきてるし

錆び止めも使ってる

テーパーリーマー買ってたらもっとかかるし

テールランプ配線接続にギボシ端子も使ってるし

ギボシ端子用の圧着ペンチなんかも買ってたらもっとかかる!

 

ギボシ端子と圧着ペンチはエーモンから安いセットがでててお勧め。

【参考】エーモン ターミナルセット(中) 電工ペンチ付 E2

 

工具と技術を手に入れて安いテールランプをつけるか

良い既製品を使うか、選ぶのはあなた次第…!

 

STも販売終了して、もともとパーツの少ないバイクですし

こういった事がもっと、必要になっていくのだろうなぁ

ST250E(’07),メンテナンス

今日はメンテナンスの為に

リアタイヤとロンスイ(ロングスイングアーム)をはずすよ。

※きかんほうさんの備忘録的な記事です。自己責任でお願いします

 

1.まずチェーンカバーをはずす。

写真真ん中辺りのメッキパーツがチェーンカバーである

M6の鍋ネジ2個でついてるだけなので

プラスドライバーさえあれば取り外しは楽勝かと思われたが

ネジが固着していて、外すのに潤滑油とネジザウルス、バイスプライヤーを使った。

いちいちこれだから作業に時間がかかる。

今後の為にM6のステンレスボルトに交換した。

 

2.スプロケットカバーをはずす。

 

チェーンをはずす&取り付けるためにこの時点で取っておく。

長さの違う、M4のボルト3本で止まっているだけだけど、

真ん中のボルトはスパナやメガネレンチでは取れない。

ソケットレンチで、しかも細めの7mmソケット必須である。

肉厚のソケットだと入らないから注意!ふざくんな!

 

 

で、次の作業。ボルトをはずしていくのだけど、

最終的に必ずジャッキアップが必要になる作業なので、

ジャッキアップで車体が不安定になる前にボルトを緩めて行く。

 

3.ボディフレームとリアブレーキをつなげるボルトを緩める。

トルクリンクというらしい?M8なので12mmのソケットではずせる。

(締付トルク16N・m)

両方とも裏側からボルトを差し込んで手前側のナットを締める構造になっている。

 

4.リアブレーキの稼働部をはずす。

こいつははずしてしまう。

赤い部分のボルト(M6、10mmソケットで対応)を外して、

緑の調整ボルト(これもM6)を緩めて

あとは赤いところを頑張って引っ張ったらはずれると思う。

適当な工具を挟んでテコの原理で引き出すのも手だけど

傷がつかないように厚手の布とかで保護したほうが良い。

こんな感じではずれるわけです。

 

 

 

5.チェーンアジャスターとアクスルナットを緩める。

先にM8のチェーンアジャスター(緑のとこ)をかなり緩めて置く。

その後、アクスルシャフトとナット(赤いとこ)

アクスルシャフトが17mmのソケット、ナットが19mm。

(ちなみにアクスルナット締付トルクは65N・m)

 

固着していなければ、メガネレンチでもカ頑張ればはずれます。

トルクレンチかインパクトがあると楽だと思う。

 

 

ボルトを緩めたらいよいよここからジャッキアップ作業!!

残念ながら写真を取ってなかった。

他サイトでも参考にして、後輪が浮くようにジャッキアップしてくだされ。

 

6.リアサスをはずす。

リアサスは左右ともにこの2点で止まっているだけ。

17mmソケットではずせる。

リアを軽くジャッキアップして

リアサスにテンションがかからない状態を作ってからはずす。

 

つけるときも同じようにした。

 

6.緩めたボルトをはずしてチェーンもはずす。

これまで緩めたボルトをはずしていき、最後にアクスルシャフトを抜いたら

チェーンアジャスターを下向きにしてやってタイヤを少し前に押すのです。

チェーンが緩むのではずしてしまう。

 

慣れない1人作業で、チェーンがこんな事になってるけど

本当は布とかで保護した方が良いと思う。

(※チェーンはこの後洗浄して注油しました)

 

こんな感じでタイヤがはずれる。

リアスプロケットとリアブレーキははまっているだけなので

タイヤから簡単にはずれてしまいます注意。

 

タイヤが抜けにくい場合は高めにジャッキアップしましょう。

これでリアタイヤはずしは終了です。

 

 

↓以下ロングスイングアームとりはずしに入る。

別記事にしていたが、

リアタイヤをはずせば後はボルトを抜くだけの作業なので

1つの記事にまとめてしまった

バイクフレームとリヤタイアをつなぐ

ロンスイ(ロングスイングアーム)。

 

跨ぐだけでロンスイがキィキィと音を立ててうるさかったので

いつかグリスアップしてやろうと思ってました。

 

しかしSTにはこいつに簡単に注油できるような機構はなく、

ロンスイを完全にはずさないとグリスアップできないのだ。

グリススプレーとか隙間からやってみたけど無意味だったなぁ…

 

 

リヤタイアさえはずしてしまえば

ロンスイを止めているものはピボットシャフトのみ

(ピボットシャフトは17mmのソケット、ナットは19mm)

↓チェーン側

↓反対側(すでにボルトをはずした状態)

すげー固い!固すぎる!

 

トルクレンチを持ってしてもなかなか回らないボルトなんてのは

こいつが初めてだった。

で、ナットをはずしても今度はシャフトが抜けない。

もう全然抜けない。

ハンマーで反対側から叩いても抜けない。

 

ググってみたら

ここで苦労してらっしゃる方がかなり居るようで。

しかし物が単純なだけにナット側からシャフトを押すしかないのだ!

 

ぐぐった結果、非常に原始的だが

細い棒をあてがい大き目のハンマーで叩くというのが最終手段でした。

※小さい普通のハンマーじゃどう頑張っても無理でした

ホームセンターで

1200円くらいで買ってきた1.3kg石頭金槌

(のちに私の指の骨を砕く事になる呪いの金槌)

200円くらいで買ってきた30cmくらいのW3/8長ネジ

ネジはビニールテープを巻いたほうが傷がつかなくて良いかも

 

このセットで数回、ピボットシャフトをぶっ叩いたら

シャフトが少し動き、一度動き始めてしまえば結構早かった。

 

シャフトが取れたらロンスイをぐにゃぐにゃとひねって

フレームからはずす。

 

ピボットシャフトを紙やすりとピカールで磨いた後グリスアップして

今回の作業は完了であります。

 

 

あ、元に戻すときはチェーンをフロントスプロケットに通してから

ロンスイを取り付けましょう!

私は忘れてて二度手間になりました(汗

 

はーっ!終わり。

ST250E(’07),メンテナンス

今日の作業

古くてメッキがくすんでしまったサイドミラーを磨く

 

これが

こうなる

ああ新品みたい

 

ピカールという金属磨きで磨いた。

比較の為にコンパウンドの粗めも使ってみたけど

どっちがコンパウンドで磨いた方かわからなくなった

すまぬすまぬ…

 

コンパウンド用のスポンジ使うとやりやすいし

時短にもなる。

 

あとピカールのほうが安くて量が多い。

でも入れ物の缶が錆びやすいのが難点

磨くときにサビを挟んでしまうと傷がついてしまうよ!注意