前回、改造を施したストーブでは
火をつけてからおよそ2.5時間で
燃料タンク内の燃料(灯油)が40℃超え、
3時間で試験中止。
そこで今回は、金属の熱伝導を減らす為に
本体数箇所に穴を開け、アルミ板を貼る箇所を増やし、
本体を台座で浮かせることで
燃料タンクの温度上昇を和らげる事にした。
上部まで貼ったアルミ板。
ストーブの芯部の一番底にもアルミ板を貼ってある。
用意した100均一の台座。
鉢用だがぴったりである。
この台座、ストーブにぴったり収まるので収納の邪魔にもならない。
余談だがこれはストーブの蓋を下につけた写真。
台座になるやん。
蓋2つつけてくれたらいいのに。
これも例によって100均一で買ってきた巾着袋。
ほらぴったり。
※熱対策とはなんの関係もありません。
ペイントも施した。
※熱対策とはなんの関係もありません。
裏側には温度計を貼り付る。
上限40℃までだが灯油の気化温度が40℃なので丁度良い。
気温12℃、液温12℃という環境でテストを開始。
燃料は灯油600ml程度。
※なお今回は蓋を開けてのテストである。
風に弱いので風防を至近距離に設置している。
燃焼試験、1時間経過。
燃料温度26.7℃。
燃焼試験、2時間経過。
燃料温度33.2℃。
シールタイプの温度計もなんとなくちゃんと指示してる。
しかしこのままではリミットの40℃まであと僅か。
というか、ほぼほぼ結果は見えたので
試験を中止しようと周囲に置いてあった風防を外す。
あれ…
なんか見る見る温度が下がっていくのだが…
まだ燃焼しているのに液温20℃以下にまで下がる
なんで!?
燃料の温度上昇は風防が原因だったのか?
それとも燃料消費して液面が下がったから?
もうわけがわからないよ
よくわからないが気温10℃前後で
風通しが良い場所でなら
燃料の温度上昇は防げる事がわかった。
これならキャンプで使えるかな?
以上終わり。