「極大射程」を読む

スティーブン・ハンター,極大射程,読書

一流のスナイパーは一部隊にも匹敵するのだ。

スティーブンハンターの極大射程を読む。
洋書。
主人公は元軍人のスナイパー。
その腕は伝説級だが、現在は山奥でひっそりと暮らしている。

所属していた部隊の上官に裏切られ仲間が死んだ!という
もはやテンプレといって良いほどわかりやすい設定の主人公。

超テンプレ。

そんな彼に政府要人を守るため協力して欲しいという依頼が。
それは、一流のスナイパーでも難しい超長距離、
「極大射程」からの狙撃を必要とする暗殺計画だった。

当初は狙撃可能な場所の確認をするだけの依頼だったが、
やはりというか罠。

彼は嵌められて、犯人に仕立て上げられてゆく。

そんなところから狙撃できるのオメーだけだろ!
という理由で追い詰められていくが
逆に言えば極大射程の狙撃を可能とする人物は
世界的に見てもごくわずか。

自分以外でやれるやつはイネガーと
逃亡しつつも犯人を特定していく。

なんか文章にしてみるとおそろしくテンプレだ…。
いや、わかりやすくて好きだけど。

この小説は話の主線よりも、銃やスナイパーの
ウンチクがマニアックで面白い。
スナイパーをサポートするスポッターの存在を知ったのは
この小説だったっけ。
銃社会ではない日本においてはなかなか新鮮である。

姿を隠したプロのスナイパーの恐ろしさ。
最終局面での反撃は一方的なものとなり、
そのかっこよさは涎垂ものだ。

背景ラスボス様。
スナイパーの怖さを知っているからといって
何もない雪原ステージを選んではいけません。

全滅します。

銃声一つにつき一人づつ倒れていく様は
圧巻の一言につきる。

なお、この作品は映画にもなっていて、
映画の邦題は「ザ・シューター/極大射程」なのです。
活字が苦手な方にはこちらをおすすめしたい。

映画で爽快感を得たい方はどうぞ。

あー!仕事いきたくねー!(イキナリ

映画の予告編があったので貼っておきます。
ではでは。。
(でもこの予告全然魅力が伝わらないぞ…)

読書

Posted by きかんほうさん