太宰の「富嶽百景」を読む
タイトル通り、今日も太宰を読んだ。
富嶽百景。
読んだけど感想が全然出てこない。
太宰を読み始めてから初めてだ。
読んでいて辛かったのはダス・ゲマイネ。
前半、専門用語を重ねているため非常に読みにくい。
持っている書籍にはわかりにくい言葉について説明が入っているが
半ページも説明書きで終わってるところもある。
そんなダス・ゲマイネとは違う理由で困った。
感想が出てこない。
さまざまな場所から見る富士について
その時々の状況と、感想にも似た記述がされているのだが
ようは場所には左右されず、気分が良い時は富士は美しく見え
逆の時は銭湯の絵と変わらない。そんなところだろうか?
果たして作者の言わんとしている事が全て、
俺に伝わったのだろうか。
自信がない。
今回初めて、他の人がどんな感想を書いているか
ググってしまったほどである。
最後、新婚夫婦に
「富士をバックにした写真を撮ってくれ」と
頼まれて撮るが
富士だけを撮ってしまうとか冗談通り越して酷いよ太宰!富嶽百景
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