ST250E(’07),メンテナンス

フロントブレーキのブレーキパッド交換をした。

デイトナの赤パッドってやつ。

前も赤パッドだったが、これなんか消耗が早い気がするな…

 

ST250Eのフロントブレーキはディスク式である。

(※リアはドラム式)

ブレーキディスクをブレーキパッドで挟んで圧をかけて

摩擦力でスピードを制動するのがディスク式。

赤丸部分がブレーキキャリパーと言われる部分。

ブレーキレバーを握るとキャリパーに装着したパッドに

圧を掛けられる仕組みになっている。

 

ブレーキフルードによる油圧がかかるわけだが

ブレーキフルードはハンドル右のリザーバータンクから確認できる。

これがブレーキフルードのリザーバータンク。

ブレーキキャリパーと繋がっている。

 

ブレーキパッド交換の際は必ず蓋を開けるので、

ブレーキフルードが飛び散って車体につかないように

塗れた布等で周辺を保護しておくと良い。

 

ブレーキパッド交換にはブレーキキャリパーを外す必要がある。

キャリパーは赤丸の二点のボルトで止まっている。

(赤丸が14mm、黄色が10mm)

黄色のボルトはスピードメーターのコードを支えているモノだが

作業するならはずしたほうが良い。

このボルト3点はずして後ろに引けばキャリパーは外れる。

 

ここでリザーバータンクの蓋を開けておく事。

(プラスドライバーで開閉可能。)

 

蓋をあけてからキャリパーについているブレーキパッドを取り出し

新品のブレーキパッドとディスクの厚み分の

隙間ができるまでピストンを押し込む。

※傷つけないように布などをあてがって行う事。

 

この時リザーバータンクの蓋が開いていないと

ブレーキフルードの逃げ場がなくなり圧がかかり

ピストンを押し込むのに相当な力が必要になる。

押せたとしても固定しないとピストンが戻ってきてしまう。

 

なので必ずリザーバータンクの蓋を開け、

ブレーキフルード量を確認しながら行う事。

必要ならJET OILERとかで吸い取って量を減らしておく。

 

こういった事情があるので、ブレーキパッドの交換は

ブレーキフルード交換と同時に行うとやりやすいかもしれない。

 

残念ながら作業中に写真を撮らなかったので

ほぼ文面での説明になってしまったけど

やってみればそんなに難しくない作業。

キャリパーを外してブレーキパッドを視認し、

構造、外し方がなんとなくわかる人なら作業可能と思う。

 

簡単といってもそこはブレーキ、

命に関わる部分なので心配な人はお店に頼みましょう。

ブレーキパッドの交換くらいなら大した工賃取られないはず…

 

一緒にブレーキフルード交換する方はこちら参照されたし↓

http://somnium.stars.ne.jp/somnium.blog/?cat=44

 

オワリ!

ST250E(’07),メンテナンス

今日はマフラーを取り付けするぞ

ワシが使ってるマフラーはこちらのマフラー

R-Pro トライアンフタイプマフラー

エキパイは純正のまま

このマフラーはインジェクションタイプには取り付け不可だから要注意

インナーサイレンサー別売り。

 

取り付けに使用する小物はこちら

エキパイをエンジンに留める穴付ボルトM8x30mm2本

あと純正ガスケット パーツ番号:14181-22D01

それ以外のパーツはマフラーによって違う

 

それと液状ガスケット

どこで買ったのか、耐熱温度200度と微妙なヤツ…

エキパイとマフラーのつなぎ目に使ってるけど

きっちりつくなら別にいらないかな

 

まずはここに純正ガスケットをいれます。

入った。

ガスケットは良く見ると裏表があるので注意!

端に凸部分があるほうが奥側かな。

それによって落とさずにはめ込む事ができる。

 

そしてエキパイにこの金具を通して

 

はめる!!この時点ではまだ仮止め。

ネジもついてるだけでゆるゆる。位置決めは最後に。

 

こういう感じで、リアブレーキの上に通します。

 

リアブレーキの下に通してしまうと永遠につかないので注意…

 

で、エキパイとマフラーのつなぎ目に液状ガスケットを塗って

 

マフラーを差し込む

 

錆落として目立つところに耐熱シルバー吹き付けてるので

色がおかしくなってますが

新品は綺麗にメッキされております。

 

ここもまだゆるゆる状態、本締めは後で。

 

ここもゆるゆる!

全部仮止めしたらエンジン側から手締めしていって

本締めもエンジン側からやっていく。

 

つきました。

 

で、こいつは爆音です(汗

 

別売りのインナーサイレンサーつけてもらったんだけど

非常に小さなネジ一本で固定されているだけ

心配で強めに締めてたのに、運転中にはずれてしまってヒヤヒヤ

引き返して探し回ったけどなぜか見つからず

 

もし同じ構成で利用する方がいるなら、

ネジ止めを使うと良いかも。それでも心配だけど。

 

 

もしワタクシのように無くなってしまっても、こいつがあります。

南海部品 オリジナル アルミバッフル

安いし、こっちのほうが太いネジ使っているので固定しやすいしお勧め。

薄いインナーサイレンサーだけど効果はかなりあります。

 

しかし、このマフラーについているネジ穴は小さすぎて入らないので

またこいつの出番。

穴を拡張しませう。

まったく本当に、なんて便利なんだこいつは!

 

 

色もおかしくなってしまったし、そろそろ変え時かなぁ。

終わり!

ST250E(’07),メンテナンス

たま~にエンストするようになったので

スパークプラグの交換をするぞ。

ぶっちゃけ簡単な作業なのだが

使用するプラグレンチによっては

ガソリンタンクをはずさないと交換できないかもしれないかも。

 

【というわけでガソリンタンクのはずし方】

タンクは送油口を閉じる

(リザーブタンクに切り替えるツマミをOFFにする)

これを

こうすると送油が止まる!

 

ペンチで送油口についてるゴム管をはずして

※少しガソリンがたれるので注意

椅子もはずしたら下にある穴付ボルトをはずせば

あとはタンクを気持ち後ろに持ち上げる感じで引き上げると

ガソリンタンクを外すことができる。

ガソリン満タンだと重たいので給油前にやると良いかも。

布か新聞等ひいておいて、タンクを置く場所を確保しておくように。

 

 

前フリが長くなったが、わたしにはその必要がない。

これ、某ヒゲ男爵でバイク買ったらサービスでついてきた

緊急整備セットのプラグレンチ。

狭い場所にも入れることができる便利な可変式。

 

某ヒゲ男爵にはいろいろと言いたい事もあるが

オイルリザーブと、このレンチくれた事は感謝したい。

 

車体左側、ガソリンタンク下を覗くとあった、プラグ。

といっても見えてるのはプラグケーブル。

まずはこいつを手で引っこ抜く。

 

プラグが見えました。

 

先ほどのプラグレンチをプラグに差し込んだところ。

あとはこいつをスパナ等で回してはずせばよい。

 

古いプラグをはずしたら、

新しいプラグを手締めで回るところまで入れ、

そのあとプラグレンチで1/3回転締めて

プラグケーブルを差し込んだら作業完了。

 

取り外したスパークプラグ(左)真っ黒になってた。

オイル上がりしてるしこんなものか。

(※キャブ調整失敗のせいもあるな…すいませんw)

 

右の新品とは比べるまでもないけど、でも

使っていたプラグはイリジウムプラグだ。

 

イリジウムは始動性の良さや燃費改善に効果があるらしいけど

トルクが細く感じるのは私だけだろうか

あとオイル上がりなどによる汚れに強くない(ような気がする

 

というわけで今回はノーマルプラグを用意した。

安いし。

 

ST250E(’03~07)※キャブ車 適応プラグ
【NGK】ノーマルプラグ DR8EA、イリジウムプラグR8EIX
【デンソー】ノーマルプラグX24ESR-U、イリジウムプラグIX24

 

終わり。

ST250E(’07),メンテナンス

こんなの記事にする必要あるかな…

なんて思ったけど一家言あるから記事にする事にした。

 

まずワタクシがバイクを購入したお店は某ヒゲ男爵です。

買ったときからオイルチャージ込みで購入しております。

 

オイル交換なんて簡単だし自分でやれると思うけど

あれは正直、お得なシステムだと思う。

 

オイル交換だけなら毎回700~800円。

オイルフィルター交換込みでも2000円しない。

 

ついでに頼んで無料サービスも受ければ満足度は高い。

無料サービス・・・タイヤに窒素注入、チェーン注油

 

 

欠点を上げるとするならばオイルの質である。

レッドバロンで最も安いオイルのチャージだけど

正直微妙なのは使っていればすぐにわかる

 

でもドレンボルトとかパッキン等の消耗品は

その都度新品と交換してくれるようだし

 

これはあれだ

2回に1回は自分でオイルとフィルタ交換したら

更にお得じゃね!?

 

と思ったんだけど

いきなり脱線してどうするんだという事で。

ともかくオイル交換をしていく

 

今回用意したのはこちら。

カストロールのPOWER1、15W-50(amazonで4L-2000円!安い)

オイル漏れを止めるオイル添加剤(amazonで300ml-2000円!高い)

である。

 

ST250Eの純正オイルは10W-40。

10Wは低温時の粘度で、40が高温時の粘度だったかな。

数字が高いほど粘度が高いので、

なので今回購入したオイルは粘度高めである。

 

実はもう10年も乗っている我がバイク。

走行距離は少ないけど

エンジンからのオイル滲みが目立ってきたので

その為の処置である。

 

粘度高いオイルは滲みにくくなるけど

燃費悪くなるのが欠点で

できれば滲み無くなってくれないかなと願いを込めて

オイル添加剤LOOPも追加してみた。

眉唾ものだし、ちょっと怖いけど。

 

どうせならとオイルフィルターも準備。

社外品だけど、kijimaさんのやつである。

#105-838 マグネット付!

 

ST250のオイル交換時の規定量は

オイル交換のみ・・・1.3L

オイル交換(フィルター交換含む)・・・1.4L

らしいので、今回は1.4L使うことになる。

 

で、オイル添加剤LOOPの使用量がまたすごく大雑把でw

※エンジンオイル3~6Lに対して本品1本(オイル量の5~10%)の添加が目安

という説明なのだが幅が広すぎるだろう

 

気を取り直して1本300mlの本品を10%で計算すると

3~6L=300ml~600mlであるならば

1.3~1.4L=130~140mlという事で。

でもね、本品一本全量で300mlだよ

2回使って中途半端に残るのもいやなので

半分入れることにしました。たいして変わらんでしょ

 

…あれ、100mlずついれて3回にわければよかったかな!

まぁいいや!次回はそうするよ!

 

これまでの情報を元に

カストロールのオイル1.25L+loop150ml

あわせて1.4Lを今回入れるわけですが

調理用の計りでやろうと思ったら

家にあったデジタル計りは1kgが上限だった

なので容器の10と15の間に来るようにオイルを入れた

大体1.25Lでしょ!!!たぶんね!!(投げやり感

 

こっちは軽いから計りを使おう。

LOOPを容器ごとはかったら309gだった!

よし、半分いれればいいだろう。154gだ!!!

 

オイルが1.25Lくらい入っている容器を

風袋引きしてからLOOPを154ml入れた図。

 

…あれ、風袋引き?LOOPの容器の重さ計算したか?

まぁいいやしらねえ!!!!こまけぇこたぁいいんだよ!!

よし、準備は万端だ外にでるぞ!

(いい加減でごまんなさい

 

で、バイクの下に廃油ぱっくんみたいなやつを置いて

 

見づらいけどこの位置にあるドレンボルト17mmをはずすんだ!

あ、はずす前に5分くらい、エンジンかけて温めておくと良いです

オイルが大体でたら車体を左右に振って

古いオイルをできる限り排出する!

 

終わったらドレンボルトを締める!

締付トルクは23N・mです

 

オイルを抜き終わったらオイルフィルターの交換だ。

「SUZUKI」のロゴがついてるとこをはずす。

3つの10mmのナットで蓋がされている。

オイルを抜いたあとでも、ここからオイルが結構でてくるので

油断せず下に何かひいておこう。

ウェスとか準備しておくとあちこち拭けるので便利。

 

開けた。

オイルが結構どばっとでて焦った…

 

オイルフィルターを外してちょこっと拭いた。

 

はずした蓋とバネ、パッキンも適当に拭いておく。

 

ここで登場、新しいオイルフィルター。

この面が表側にくることになる。

こっちが奥側。

 

入れた。あとは蓋をするのみ…

蓋のパーツを全部組み付けて

 

三本のボルトを締めてフィルター交換完了!

 

あとはここを開けて、先ほど作ったオイルを投入する。

今回は計量したオイルを規定量いれるだけだが

気になる方は写真左下のオイル窓で確認されたし。

車体を平行に起こして、液面が真ん中くらいにくればOKらしい。

 

参考に、自分用に走行距離を記録しておいた。

ただいまの走行距離が26845.1kmなので

大体30000kmを次のオイル交換目安としよう。

 

ではでは終わり。

 

【参考資料】

ドレンボルトとドレンボルトガスケットは社外品の方が良いんじゃないかな~と思う…

ドレンボルト:09247-14026

ドレンボルトガスケット:09168-14002

オイルフィルタ蓋のOリング: 09280-72001

オイルフィルタ奥のOリング :09280-15007

エンジンオイルフィラ(注油口)Oリング:09280-17003

ST250E(’07),メンテナンス

ブレーキフルードの色が黄色くなっていたので交換!

一度にいろいろとガタがきやがってからに

ハンドル右側に固定されているこいつが

フロントブレーキのマスターシリンダ。

ブレーキフルードを入れるところだ。

プラスドライバーで開けられるけど結構固着している。

わたしは普通のドライバーでは厳しかったので

インパクトドライバーつかった。

 

LOWERって印があるけど正常であれば量はほぼ減らない

色だ!色を見るんだ!○透明 ×黄色

 

注意点!ブレーキフルードは塗装に悪影響を与えるので

飛散しても車体に触れないように周囲を新聞やタオル等で養生しておく。

気休めだけども。

 

もし塗装面についてしまったら速やかに洗浄。

吸湿性が強いので水洗いが一番だけどパーツクリーナーでもいい。

何しろつけっぱなしにしないようにする。

 

今回使用したブレーキフルードはこれ

CASTROL(カストロール) ブレーキフルード DOT4 0.5L

DOT4ならなんでもいいのかなぁ…

まず余るんだけど次回使うのはいつの日か。

※あまり日持ちしないらしい

 

では作業へ。

プロの工場ならさっと交換できるマシーンがあるのかもしれないけど

一庶民であるならば今からやるこの「エア抜き」

という方法で交換してしまうのが一般的である、たぶん

 

フロントブレーキの本体、フロントブレーキキャリパー。

フロントタイヤの左側にくっついているぞ。

印の部分が今回利用する部分、ブリーダープラグ。

 

ここのゴムキャップを外して8mmのめがねレンチを通す。

 

そのまま50cmくらいの耐油チューブをブリーダープラグにつけて、

反対側はペットボトルに差し込んでおく。

 

この耐油チューブは径が8mmで、ブカブカだった。

ホムセンにこれ一種類しかなくて仕方がなく購入したのだ。

まぁわかっていた事なので慌てない。

タイラップで締めて固定した。

太い耐油チューブしか手に入らなかった人は参考にされたし。

 

ここまでできたら次はジェットオイラーを使う。

こういうやつ。ホムセンで200~300円くらい?

握って離せば吸引力があるが、思ったより吸引力は弱いので

100均の化粧品用注射器とかのほうが良いかも?

 

こいつを使って、マスターシリンダから

古いブレーキフルードを吸い出して捨てる。

マスターシリンダの底が見えるくらい吸い出したら

新しいブレーキフルードを入れて

 

エア抜き準備完了!!!

 

ブレーキを数回、ニギニギして離す

8mmのめがねレンチでブリーダープラグを緩める

ブレーキを更に握ると古いブレーキフルードが排出される

オイルが出たらそのままブリーダープラグを締める

ブレーキを離す

 

マスターシリンダからブレーキフルードが

無くならないように注意しながらやる。

時々マスターシリンダを確認、ブレーキフルード追加を忘れずに。

 

あとブレーキから手を離す時は必ず

ブリーダープラグを締めている事。

 

この二つを守らないと

ブレーキ内にエアが混入してしまい、制動力が弱くなります。

 

もしエア混入してしまったら、

上記方法で根気よくエア抜きを繰り返しましょう。

幸いにも今やっている事は、エア抜きなのだから。

 

これを何度も何度も繰り返しているうちに

300mlのペットボトルが一杯になりました。

ちょっとやりすぎたかも?

上のほうが透明なのでもう大丈夫。

 

これでブレーキフルード交換は終わり。

元に戻して、今回の作業は終了。

 

ブレーキフルードはちょっとづつしかでないし、

割と神経使う作業なので結構疲れました。